今回も英語学習に向いている映画を紹介します。
チャン・ツィイー主演の “SAYURI(Memories of Geisha)” (2005年)です。
※ ネタバレになることはあまり書きませんが、先入観無しでこの映画を見たい方は、映画を見た後にこの記事をお読みください。
“SAYURI(Memories of Geisha)” が英語学習の題材に向いている理由
この映画が英語学習の題材に向いている一番の理由は、舞台が日本であることです。
英語学習で困るのが、物語の背景や状況を理解できないことがあることです。
特にナレーションで状況が説明される映画では、状況が正確に理解できず、見ていて面白くないこともあります。
その点、この映画は舞台が日本ですので、背景や状況を理解しやすいです。またハリウッド映画ですが、日本の俳優、女優も出演しているので、親近感が持てます。
この映画の特徴
◆ 映像が綺麗
日本の美が表現されていて、とてもきれいです。
また、芸者の世界が描かれていて、映像が華やかです。
◆ 製作総指揮がスティーブン・スピルバーグ
今回の記事を書いていてはじめて知ったのですが、この映画の製作総指揮はスティーブン・スピルバーグでした。
ストーリーに惹き込まれる映画だと以前から思っていましたが、製作総指揮がスピルバーグと聞いて、納得しました。
◆ 日本人の俳優、女優も出演している
日本人の俳優、女優が出演しているので、親近感を持てます。また、俳優ではない、アノ日本人も出演しています (ネタバレになるのでここには書きません)
英語の特徴
一部、ナレーションで状況を理解する部分がありますが、全体としてはセリフもあまり長くなく、難しくはありません。
ナレーションの内容を理解できなかった場合は、一度、ナレーション部分で字幕を表示させて理解しておくと、ストーリーがわかりやすくなるのでお勧めです。
発音は、標準的でないものもありますが、聞き取りにくくはありません。
まとめ
“SAYURI(Memories of Geisha)”は、比較的、英語学習に向いている作品です。
また、男性、女性の両方に向いています。
この映画を見て日本が好きになる欧米の女性もいるそうで、特に女性に向いているのかもしれません。
ナレーション部分が難しく感じたり、途中でストーリーがわからなくなったら、一度英語字幕を表示させて内容を把握すれば、ストレスなく見ることができます。
英語学習で作品選びに困ったら、よかったら “SAYURI(Memories of Geisha)” を見てみてください。