【美術展で英語学習】ロマンティック・ロシア

美術展で英語学習

あけましておめでとうございます。

今年も少しずつブログに記事を投稿していこうと思っています。よろしくお願いします。

渋谷で開催中の「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア」を見てきましたので、英語学習、特にTOEIC対策の観点でレポートします。

※ 写真と本文は直接関係ありません。

■ 国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシアとは

東京では、渋谷の Bunkamura30周年記念の催し物として開催されている展覧会です。
開催期間は 2018/11/23(金) から 2019/01/27(日)までです。

渋谷と聞くと、ハロウィンなど、にぎやかで混雑しているイメージが思い浮かびますが、Bunkamura は渋谷駅から少し離れた東急の隣にあり、渋谷の中では落ち着いた雰囲気の場所です。
(渋谷駅から歩いて行こうとすると、結局、混雑に巻き込まれることになりますが。。)

19世紀後半から20世紀前半にかけて描かれた風景画や人物画が展示されています。
明治維新や日露戦争、ロシア革命がこの期間に含まれます。

この時代を描いた小説としては、司馬遼太郎の「坂の上の雲」が有名ですね。
日本ではやはり日露戦争のイメージが強い時代ですが、今回、展示されている風景画や人物画は、とても綺麗で緻密に描かれていました。
戦争と芸術という2つの全く異なる側面が人間にはあることを、当然のことではありますが、あらためて実感しました。

■ ロマンティック・ロシア は TOEIC対策におすすめ

TOEICは、英語力やテスト形式に対する慣れだけでなく、経験値がものをいいます。

問題の状況設定、たとえば職場で文書の推敲を同僚に依頼する、お昼休みにランチに行く、退職者の送別会に参加する、などの経験があると、似たような設定の問題文を見たり聞いたりしたときに、状況をイメージしやすく、正解しやすくなります。

したがって、美術展を見に行った経験があれば、美術ネタの問題に正解しやすくなります。

しかし、ここで問題なのは、東京の場合、美術展は人気がありすぎて、見に行くのがたいへんということです。
例えば、上野の森美術館で開催されているフェルメール展は中に入るのに30分待ちだったりしますし、東京都美術館で開催されているムンク展は、事前にチケットを買わないと、当日会場に行っても見ることができません。

一方、ロマンティック・ロシアは、比較的、空いていて、行列に並ぶ必要がほとんどありませんでした。

■ ロマンティック・ロシアの英文と単語

ロマンティック・ロシアでは、英文の説明が載っているパネルが、主催者側の挨拶が3個、その他が約10個、合計約13個ありました。

パネルのタイトルは、主催者の挨拶以外では、「ロマンティックな風景」「春」「夏」「秋」「冬」「ロシアの人々」「都市と生活」などでした。

パネルの英文には、英語のビジネス小説などによく出てくる単語が載っていましたので、意味が分からない単語を調べると、効率的に語彙力を上げることができます。

なお個々の絵の説明は、日本語だけでした。

■ 東京以外での開催

ロマンティック・ロシアの開催期間は、東京では1月27日までですが、4月から岡山、7月から山形、9月から愛媛でも開催されます。

■ まとめ

ロマンティック・ロシアは、東京での展示会にしては比較的空いていて、見やすいです。
パネルに載っている英文の量は、多すぎず、使われている単語は、小説によく出てくる単語などですので、意味が分からない単語があれば調べておくと、効率的に語彙力を上げることができます。

TOEIC対策と気晴らしをかねて、見に行ってみてもよいかもしれませんね。