【映画で英語学習】スター・ウォーズ/最後のジェダイ

映画で英語学習

皆さま、あけましておめでとうございます。

今年も英語学習に役立つ記事を投稿していく予定です。よろしくお願いします。

昨年末に「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を観ましたので、英語学習の観点でレポートします。

※ 一部、ネタバレにつながる内容があります。先入観なしで映画を見たい方は、映画を見た後に本記事をお読みください。

◆ スター・ウォーズ/最後のジェダイとは

スターウォーズ本編は全9作(エピソード1~エピソード9)の構成となっていて、本作はエピソード8です。

スターウォーズの映画としては、一昨年(2016年)の12月に公開された、外伝の「ローグ・ワン」以来の作品です。

◆ 映画としての感想

この映画を観た感想は、「予想より面白かった」です。

日本で公開されてから2週間後に観に行ったのですが、東京では当日でも観やすい席を予約できる状況で、大人気という感じではないようでした。
(上映が始まる頃には、お客さんがそれなりに入っていました)

スターウォーズシリーズの平均的な面白さを予想していたのですが、平均以上に面白い内容でした。
スターウォーズの映画は、ストーリーが予測しやすいものが多いですが、この映画はストーリーを予測しにくかったです。
この点が面白かった理由かもしれません。

また「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」のテレビシリーズをみた人なら
「この人は最後に裏切るだろうな」
と思える登場人物がいたのですが、最後まで裏切りませんでした。
個人的には、この点に一番驚きました。

「デスマーチに追われるIT技術者が勉強せずに英語力を身につけてキャリアアップした方法」に、ウォルトディズニーカンパニーがルーカスフィルムを買収したことを書きましたが、この買収の影響でストーリーの特徴が変わったのかもしれません。
(「スターウォーズ・クローンウォーズ」のTVシリーズは、ウォルトディズニーカンパニーによる買収前に制作されました)

なお、裏切りそうだと思えた登場人物の名前は、なるべくネタバレにならないようにしたいので、ここでは伏せておきます。

◆ 英語学習の題材に向いているか

セリフは、TOEICのリスニングよりは実際の日常会話に近いですが、短いものが多く、内容も変わったものではなく、自然なセリフが多かったです。
スターウォーズの過去の作品では、ジャー・ジャー・ビンクスやジャバ・ザ・ハットなど、特徴的な喋り方をするキャラクターが長時間、登場しましたが、そのようなシーンもほとんどありません。
スターウォーズの中では、英語学習に向いた作品といえます。

また戦闘シーンなどのアクションシーンもありますが、この作品はスターウォーズシリーズにしては、アクションシーンが短い印象です。
(時間を計ってはいませんので、実際に計ってみると違うかもしれませんが。。)
SF作品の雰囲気を出すことより、ストーリーの展開に重点が置かれた作品と感じました。

結論としては、英語学習に比較的、向いた作品といえます。

◆ エピソード9について

英語に関係ない感想になりますが、今回の作品を見て感じたのは、少なくともスターウォーズシリーズ(エピソード1~エピソード8)においては、時代は繰り返す、ということです。

エピソード9は2019年5月に公開予定だそうです。
エピソード9を観終わったときに、同じ感想を持つのか、異なる感想を持つのかが、楽しみです。

◆ まとめ

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のセリフは、TOEICのリスニングほど聞き取りやすくはありませんが、短く内容が自然なので、英語学習の題材としても役に立ちます。
SF映画ですが変わった話し方をするキャラクターがあまり出てきません。
内容も面白いので、気晴らしをかねて気楽に視聴するスタイルで英語に触れるのに向いた作品といえます。