今回は基本的な単語の、間違えやすい綴りや発音について説明します。
発音は、特にアクセントの位置についてです。
次の3つの単語について説明します
- present
- direct
- advise, advice
◆ present
present はアクセントの位置を間違いやすい単語です。
まず名詞の場合、アクセントが前の音節、つまり pre の e にあります。
意味は2種類あり、1つめは「贈り物」、もう1つは「現在」です。
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【例文】
The watch is a present from my grandfather.
その腕時計は私の祖父からのプレゼントです。
The bag you want is not available at present.
あなたが欲しがっているバッグは、現在、売られていません。
また形容詞の場合も、アクセントは前(一番目の音節)にあります。
意味は、「現在の」や「出席して」などです。
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【例文】
The present minimum wage is ¥1,000 an hour.
現在の最低賃金は時給1,000円です。
Quite a few people were present at the meeting.
たくさんの人がそのミーティングに出席していました。
一方、動詞の場合は、アクセントは後ろにあります。
動詞の場合の意味は「プレゼントする」「渡す」「伝える」「見せる」などです。
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【例文】
The principal presents each graduate with a diploma.
校長先生がそれぞれの卒業生に卒業証書を渡します。
◆ direct
日本語でダイレクトといったときは、「ダ」を強く発音しますが、英単語の direct は2番目の音節にアクセントがあります。
動詞、形容詞、副詞で使われ、意味は動詞の場合「管理する」「監督する」、形容詞は「直接の」、副詞の場合は「直接に」です。
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【例文】
There is a direct connection between smoking and lung cancer.
喫煙と肺癌には直接の関係があります。
Can I fly direct to Kanazawa?
金沢に直接飛行機で行けますか?
Sonatine was directed by Takeshi Kitano.
ソナチネは北野武の監督作品です。
◆ advise, advice
「アドバイス」は、日本語では「ア」を強く発音することが多いですが、英語では後ろの音節にアクセントがあります。
また、品詞によって発音と綴りが少し違います。
動詞の綴りは advise で、名詞の場合は advice です。
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【例文】
His doctor advised him against smoking.
彼の主治医は、彼に喫煙について助言した。
You need some advice about your PC.
あなたはPCについて助言を必要としています。
◆ まとめ
今回ご紹介した英単語は、基本的な単語ですが、基本的な単語であるため、知っているような気がして、アクセントや綴りの違いを正確に覚えていないケースがあります。
正確に把握しておいたほうが、英文を理解できるスピードが上がります。
今回の記事を参考にしていただければと思います。