現在公開中の「フェリシーと夢のトウシューズ」を見ました。
「子供向けのアニメーションなので、大人には物足りないのでは」と予想していたのですが、実際に見てみると面白く、大人でも楽しめる作品でした。
また英語がとてもわかりやすかったです。
英語学習に向いている作品ですので、ご紹介します。
◆ 「フェリシーと夢のトウシューズ」とは
「フェリシーと夢のトウシューズ」は、バレリーナを目指す孤児院の少女の物語です。
製作会社はカナダの会社のようですが、複数の国のクリエーターが集まって製作されたようです。
ネットの映画情報サイトでは、フランスとカナダの合作と表記されていて、フランス語版や英語版が製作されているようでした。
日本では2017年8月12日に公開されました。
吹替版の上映回数が多く、字幕版の上映回数が少ない劇場が多いようです。
字幕版の上映回数が少ないことから、字幕版の音声はフランス語の可能性が高いと予想していましたが、英語でした。
(日本で、フランス語音声で字幕版を上映している劇場があるのかどうかは、未確認です)
大人でも楽しめる作品
絵が子供向けのアニメーションなので、大人にとっては物足りない作品かもしれないと予想していたのですが、実際に見てみたところ、面白くて大人でも楽しめる作品でした。
前向きなストーリーで、ポジティブな内容が好きな人に特に向いています。
◆ 「フェリシーと夢のトウシューズ」の英語
「フェリシーと夢のトウシューズ」の英語は、わかりやすいです。
TOEICのリスニング問題と同じくらい、はっきり話されています。
TOEICのリスニング問題が聞き取れるかたなら、聞き取れるレベルの英語です。
TOEICのリスニングが難しくて聞き取れないかたは、1回目は、一部しか聞き取れない、またはほとんど聞き取れないと思いますが、何度か見ていると、聞き取れるところが増えてくるはずです。
面白い作品ですので、1回目は劇場に行って楽しみながら作品を見て、その後、Blu-ray ディスクが発売されたら英語字幕を表示させて何度か見てみると、楽しみながら英語力をつけることができます。
(人によって好みが異なりますので、万人にあてはまるわけではありませんが。。)
【今日の単語】orphan
「フェリシーと夢のトウシューズ」の主人公は、孤児の女の子です。
「孤児」を英語で orphan といいます。劇中にこの単語が何度も出てきます。
また、話が飛びますが、スパイアクション映画の 007 シリーズの主人公であるジェームス・ボンドも、子供時代に孤児でした。
以前ご紹介した、007シリーズの「カジノロワイヤル」でも、劇中に orphan が何度も出てきます。
英語を勉強中で、「映画の英語は、まだほとんど聞き取れない」というかたでも、1つでも単語が聞き取れると、嬉しくなると思います。
そして聞き取れる部分を増やしていくと、どんどん楽しくなってきますので、まずは1つの単語でも、聞き取ってみることをお勧めします。
◆ 注意点:字幕版の上映回数が少ない
「フェリシーと夢のトウシューズ」は吹替版の上映が多く、字幕版の上映が少ないです。
東京の劇場について調べた範囲では、字幕版は一日に一回しか上映しない劇場もいくつかありましたので、事前に字幕版の上映時間を調べて、見に行きやすい時間・劇場を選ぶ必要があります。
◆ まとめ
「フェリシーと夢のトウシューズ」は、前向きな内容の映画です。
大人から子供まで、多くの人が楽しめる作品だと思います。
また英語も聞き取りやすく、 TOEIC のリスニング問題と同じくらいの難易度です。
人によって好みの違いはあると思いますが、多くの人にとって、英語学習に向いている作品です。
※ 追伸
どんな人の声なのか、顔写真があるとイメージしやすいですね。
声優陣の顔写真が The Movie DB というサイトに載っていましたので、ご参考までに紹介します。Ballerina (The Movie DB のページ)