今回は TOEIC 対策として、次の5つのイディオムを紹介します。
基本的なものも含まれますが、長く使っていないと忘れていたり思い出すのに時間がかかる可能性がありますので、この機会に再度意味を把握しておくことをお勧めします。
- have got to
- rest assured that
- given that
- run into
- just had an idea
イディオムの知識が重要である理由
イディオムは、知らないと文章の意味がわからなくなってしまうものと、そこまでではないもの、があります。
知らないと文章の意味がわからなくなってしまうものは、当然知っておくべきですね。
また、文章の意味がわからなくなる程ではないものについても、知らないと文章の内容が曖昧になってきますし、そのイディオムが出てきたときに、どういう意味なんだろう、と考えてしまいます。
考えてしまうと時間や意識を浪費することになり、他の問題を解く時間が削られてしまいます。
イディオム力を高めることで、文章の意味が曖昧になったり、どういう意味なのか気になってしまうことを防ぐことができますので、イディオム力は重要です。
それでは、それぞれのイディオムについてご説明します。
◆ have got to
have got to は have to と同様に「~しなければならない」という意味で、よく使われる表現です。
例えば次のように使われます。
【例文】
I’ve got to get going.
【訳】
-
私はもう行かなければならない。
get going の get は「なる」という意味です。また going は「移動している状態」ですので、get going で「移動した状態になる」という意味です。
したがって例文は、「私は移動している状態にならなければいけない」、つまり「もう行かなければならない」という意味になります。
よく考えれば意味がわかると思いますが、リスニングで出てきたときに瞬時に意味がわかるようにしておくべきですので、ぜひ覚えておいてください。
◆ rest assured that
rest assured that は 「~なのでご安心ください」という意味です。
この意味を知らないと、文章の意味がわからなくなる可能性があります。
【例文】
Rest assured that the food and service are as good as the decor looks in the picture.
-
※ 旅行情報サイトの、レストランの写真に添えられた文です。
【訳】
-
食事とサービスは、写真の装飾と同じくらいよいので、ご安心ください。
◆ given that
given that ~は「~を考慮すると」という意味です。
【例文】
Given that he’s had six months to do this, he hasn’t made much progress.
【訳】
-
彼がこれをするために6か月間あったことを考えると、大きな進捗があったとはいえない。
◆ run into
run into は「偶然会う」という意味です。
基本的な表現ではありますが、リスニングで聞いたときに瞬時に意味がわかるようにしておいた方がよいです。
【例文】
Nice to run into you.
【訳】
-
あなたに偶然会えてうれしいです。
◆ just had an idea
just had an idea は「よい案を思いつく」という意味です。
“I just had an idea.” のように使われます。
まとめ
今回は、 TOEIC 対策としてイディオムを5つ紹介しました。
リーディングでは、そのイディオムを知らなくても、文章の意味が突然全くわからなくなることはあまりありませんが、リスニングの場合は、一部を聞き取れないとその後の話の流れがわからなくなることがあります。
今回ご紹介したイディオムはよく使われますので、覚えておくことをお勧めします。