今回は、カタカナで知っていても英語の綴りを知らない可能性がある単語を紹介します。
次の3つの単語です
- ゲージ
- ジャンル
- クレープ
◆ ゲージ
コンピュータの画面で、何かの量を示すメーターのことを、ゲージと呼ぶことがあります。
また、マンガの「こち亀」(こちら葛飾区亀有公園前派出所)で主人公の両さんが鉄道模型の話をするときに、NゲージやOゲージという名前が出てきます。
ゲージは、「測定器」や「基準」などを表す単語です。
コンピュータの画面で何かの量を表すのは「測定器」の意味、鉄道模型の規格では、線路の幅を基準として規格が決まるそうで、「基準」の意味でゲージという言葉が使われています。
このように、ゲージという言葉は日本人にも馴染みがありますが、綴りを知っている方は多くないと思います。
ゲージの綴りは gauge です。
ちなみに、格闘技が好きなかた向けの情報となってしまいますが、英語で格闘技の番組を見ていると、gouge という単語を聞くことがあります。
gouge の発音をあえてカタカナで書くと「ガウジ」です。
例えば、以前このブログで紹介したヒストリーチャンネルの番組 “Human Weapon” にも出てきます。
gouge は「目つぶし」のことで、「目つぶし禁止」などというときに使われます。
「目つぶし」は TOEIC に出ないと思いますが、ご参考までに紹介しました。
ところでTOEIC の問題のテーマは、最近、さらに多様化しているそうです。
半分冗談ですが、将来、「格闘技をやっている友人が試合で目つぶし攻撃をされたので、みんなでお見舞いに行く」というテーマの問題が出るかもしれませんね(笑)
◆ ジャンル
ジャンルは日本語でもよくつかわれますね。
例えば音楽のジャンル、映画のジャンル、コンピュータゲームのジャンルなどです。
ジャンルはフランス語から来た単語で、綴りは英語でもフランス語でも genre です。
カタカナの音を聴くと ‘J’ から始まるようにも思えますが、 ‘G’ から始まります。
◆ クレープ
原宿に行ったときに、とても長い行列が出来ているのを見ることがあります。
どこに並んでいるのか確認したら、クレープ屋のお客さんの行列だった、という経験があるかたもいると思います。
行列に並んだ、というかたもいらっしゃるかもしれません。
クレープの綴りは crepe です。
なお crape と綴られることもあるそうです。
crape より crepe の方が一般的な綴りです。
crepe はTOEIC 公式問題集に出てきます。
この記事のように、クレープの話をしていて crepe という単語が出てきたら「クレープのことだ」とわかりますが、TOEICのテストで急いでいるときに文中に crepe が出てくると、すぐに意味がわからない可能性があります。
女性には、説明する必要がなかったかもしれませんが、特に男性のビジネスパーソンで、クレープをほとんど食べない方向けに、説明しました。
まとめ
今回は gauge, genre, crepe を紹介しました。
カタカナの発音を知っていても、英語の綴りを知らないと、意味がわからないことがありますので、覚えていただければと思います。