【TOEIC講座:日本国内では身につきにくい英単語2】

今回は、「日本国内では身につきにくい英単語」の2回目です。

TOEIC に出る可能性がある単語で、英語圏での生活経験がないと比較的、身につきにくいと思われる単語をご紹介します。

もちろん、知っている方もいらっしゃると思います。
ご存知の単語がありましたら、その説明は読み飛ばしてください。

今回は次の5つの単語を紹介します。

  • fudge
  • prescription
  • fiddle
  • county
  • municipal

◆ fudge

fudge は女性誌の名前になっているので、女性はご存知のかたも多いかもしれません。
三栄書房の雑誌です。
しかし男性はこの単語を知らないかたが多いと思います。

fudge はカタカナで「ファッジ」と訳されます。
ファッジはお菓子で、キャンディーの一種です。

このような、日本人(の男性)には馴染みの薄い、欧米の文化に関する単語も、一般的なものは TOEIC に出てきます。
この fudge も TOEIC の公式問題集に出てきます。

単語の意味がわからないと、状況をイメージしにくく、結果的に解答のスピードが落ちてしまいますので、覚えておくことをお勧めします。

◆ prescription

prescription は「処方箋」「処方薬」という意味です。
海外で病院に行った経験があったり、医療関係の英単語に詳しければ、知っているかもしれませんが、日本で英語に触れているだけでは、見る機会が比較的、少ない単語です。
TOEICによく出てくるので、意味を覚えておくことをお勧めします。

◆ fiddle

fiddle は「フィドル」と訳されます。
フォークやカントリー音楽におけるバイオリンです。
フォークやカントリーは米国の民族音楽です。
趣味を通して知っているかたなどを除けば、日本では比較的、馴染みの薄い単語と考えられます。
この機会に意味を把握しておくことをおすすめします。

◆ county

county は行政の区分を指します。
行政区分といえば、日本では都道府県、市町村などですね。
county は、米国では州の下位の区分である「群」を指し、また英国やカナダ、ニュージーランドでは「州」を指します。
まず、ざっくりと「行政区分」であると把握しておくことをお勧めします。

◆ municipal

municipal は「地方自治体の」という意味です。
この単語も、日本で英語に触れているとあまり目にすることがない、というかたが多いと思います。
この機会に把握しておくことをお勧めします。

まとめ

今回は5つの単語を紹介しました。
私見ですが、特に prescription は TOEIC 関連でよく見かける印象があります。
ぜひ意味を覚えておいてください。

他の4つの単語も、出てきたときに意味を知らないと状況把握が曖昧になったり正解できなくなりますので、この機会に把握しておくことをお勧めします。