【TOEIC講座:意味を知っているようで実は知らない単語2】

こんにちは。

「意味を知っているようで実は知らない単語」の2回目です。
今回は次の3つの単語について説明します。

  • indifferent
  • placement
  • teller

◆ indifferent

先頭に in がつかない ’different’ は、「違う」「異なった」という意味ですね。

では indifferent はどうでしょうか。
あたまに in がつくと否定の意味になることが多く、in も differentも知っている単語なので、indifferent の意味も知っているように思えますが、よく考えると、意味を知らなかった、という方もいらっしゃると思います。

different の反対で「同じ」という意味かもしれない、と推測されるかもしれませんが、確信は持てないですね。

indifferent は「平凡な」「たいしてよくない」「無関心な」という意味です。
以下に例文を紹介します。

    【例文】

    ・「平凡な」「たいしてよくない」という意味で使われる例

     I didn’t like the cafe much. The coffee was indifferent and the service was rather slow.
     私はその喫茶店をあまり好きではなかった。コーヒーは普通だったし、出てくるのが遅かった。

    ・「無関心な」という意味で使われる例

     She is indifferent to politics.
     彼女は政治に関心がありません。

◆ placement

place は「場所」という意味ですね。
「置く」という動詞としても使われます。

また、単語の最後にment がつくと名詞になりますね。

では placement の意味はなんでしょうか。
「置く」の名詞なので「置くこと」という意味もありますが、ビジネス関連で、もう1つ知っておいた方がよい意味があります。

それは「職業紹介」です。

以下に例を示します。

    【例文】

     The company provides a job placement service.

     その企業は職業紹介サービスを提供しています。

◆ teller

最後に er がつかない ‘tell’ は、「伝える」という意味の動詞ですね。

動詞の最後に er が付くと、それをする人、それをするもの、という意味になるので、tellerは「伝える人、伝えるもの」という意味から、「語り手」「話し手」という意味になります。

ここまではわかりやすいのですが、teller にはビジネス関連で、もう1つ知っておいた方がよい意味があります。

それは銀行でお金の出し入れをする「出納係」という意味です。
銀行の「窓口係」のことです。
bank teller と呼ぶこともあります。

    【例文】
     A teller is an employee of a bank who deals directly with customers.

     teller(出納係)は顧客に直接対応する銀行の従業員です。

まとめ

今回は3つの単語を紹介しました。
語彙力の向上にお役立ていただければ幸いです。