日本で普通に生活しながら TOEIC 900 を超える方法4

日本で普通に生活しながら TOEIC 900 を超える方法

こんにちは、鈴木信貴です。

私は日本に住みながら、かんたんな方法で TOEIC 900点台の英語力を身につけました。

このブログでは、日本で普通に生活しながら TOEIC 900を超える英語力を身につける方法を紹介していきます。

第4回の目次は、こちらです。

 ■日本で普通に生活しながら TOEIC 900を超える方法4
 ■編集後記

■■ 日本で普通に生活しながら TOEIC 900を超える方法4

みなさんは、

  なぜ英語ができるようになりたいのかを、紙に書き出してください

と言われたときに、すぐに書き出すことができますか。

なんとなく英語ができたほうがよいと思っているけれど、明確な動機を書くとなると、考える時間が要る、というかたも多いのではないでしょうか。

実は、英語力を向上させるには、動機を明確に把握しておくことが効果的です。

人間は動機があって行動を起こすので、適切な動機を持っていると、英語への取り組みが長続きし、英語力が自然と身についてくるためです。

では、適切な動機とは、どのような動機なのでしょうか。

それは、(1) 能動的である (2) プラスの感情を伴っている 動機です。

これらについて説明します。

 (1) 能動的である

例として、次の動機について考えてみます。

  英語力を上げる動機は

   社会人の場合  会社が TOEIC のスコアを上げるように言ってくる

   学生の場合   企業が採用活動で TOEIC のスコアを評価する

これらは受け身の動機です。

主語は会社・企業であり、私ではないため、やる気があまり出ません。

また長続きしにくいです。

実際の動機が、就職活動のため、または会社から言われたため、という方もいらっしゃると思います。

そのような場合でも、主語を自分にして考えてみると、能動的な動機に転換することができます。

例えば、社会人の場合は、

 (転換前) 会社が TOEIC のスコアを上げるように言ってくる

 (転換後) 自分が会社でよい評価をもらい、昇給する。また転職に備える

などです。

学生の場合は、

 (転換前) 企業が採用活動で TOEIC のスコアを評価する

 (転換後) 自分が就きたい仕事に就く

などです。

主語が、会社・企業から自分に変わっていますね。

このように、はじめの動機が受け身であっても、それを自分の目標に置き換えてみると、能動的な動機になります。

 (2) プラスの感情を伴っている

プラスの感情とは、ドキドキ、ワクワクする感情などです。

例えば

 外国人の友達をたくさん作りたい

 グローバルな仕事をしたい

 外国人の恋人と付き合いたい

などです。

何にドキドキ、ワクワクするのかは、個人差がありますので、他の人がドキドキ、ワクワクすることでも、自分はそうならないこともあります。

自分がドキドキ、ワクワクする動機は何なのか、考えてみると効果的です。

みなさんも、なぜ英語に取り組むのか、動機を紙に書いてみることをおすすめします。

たったこれだけのことで、今後が大きく変わってきます。

なおその紙は、あなたの大切な動機・目標ですので、大事にしまっておいてくださいね。

■■ 編集後記

みなさんは、cuisine という英単語をご存知ですか?

ご存知の方もいれば、そうでない方もいらっしゃると思います。

ご存知の方は、今回の編集後記は読み飛ばしてください。

この単語は、料理という意味です。

実はけっこう基本的な単語なのですが、日本で生活していると見る機会があまり多くありません。ただし、TOEICにはよく出てきます。

しかも、この単語の意味がわからないと正解できないような、キーワードとして出てくることがあります。

よろしければ、次回 TOEIC を受けられる際、試験前に cuisine が料理という意味であることを思い出してみてください。