日本で普通に生活しながら TOEIC 900 を超える方法7

日本で普通に生活しながら TOEIC 900 を超える方法

こんにちは、鈴木信貴です。

私は日本に住みながら、かんたんな方法で TOEIC 900点台の英語力を身につけました。

このブログでは、日本で普通に生活しながら TOEIC 900を超える英語力を身につける方法を紹介していきます。

第7回の目次は、こちらです。

 ■日本で普通に生活しながら TOEIC 900を超える方法7

■■ 日本で普通に生活しながら TOEIC 900を超える方法7

今回も、日本に住みながら英語力が高くなる方法を、ご紹介します。

なお、今回の内容をはじめてお聞きになる、またはお読みになるかたは、不思議に思われるかもしれません。

それは、

 自分より英語力の高い日本人に会うと、自分の英語力が高くなりやすい

ということです。

TOEIC 800点台の人に会うと、自分も、TOEIC 800点台になりやすく、TOEIC 900点台の人に会うと、自分も、TOEIC 900点台になりやすくなります。

会うだけで、英語の話をしなくても、そうなります。

もちろん、会った瞬間に英語力が上がるわけではありませんが、会った後、しばらく経つと、例えば数か月後に、英語力が上がっています。

なぜそうなるのか、不思議ですね。

筆者も、このような体験をして、とても不思議に思いました。

その後、人間の脳について勉強したところ、答えがわかりました。

その答えを、ご紹介します。

人間は、自分に身近なことを、イメージしやすいです。

したがって、自分より英語力が高い日本人に会うと、英語力が高いということをイメージしやすくなります。

脳が目標をイメージできれば、自分がそうなる可能性が高くなります。

この仕組を、別の例で説明します。

例えば、あなたが世界一周旅行をしたい、と思っているとします。

しかし、時間もお金もかかりそうなので、特に計画は立てていません。

ある日、職場の同僚や、学校の友達が、長い休みをとって世界一周旅行に行き、昨日帰ってきた、という話を聞いたとします。

また、数日後に親友の一人から、来週から世界一周旅行に行く、という話を聞いたとします。

そうすると、自分もできそうに思えてきませんか?

現実感が湧いてきて、お金はいくらかかるのかや、日数は何日くらい必要なのかを、調べてみるかもしれません。

費用と日数がわかれば、いくらお金を貯めればよいのかや、仕事や学校を何日間休めば行けるのかがわかるので、自分が世界一周旅行に行ける可能性が高くなります。

英語についても同様で、漠然と英語力を上げたい、と思っているだけの状態より、実際に英語力を上げた人を見た方が、脳が目標をイメージしやすくなり、

その結果、自分にもできると思いやすくなり、英語力が上がる可能性が高くなります。

なお、注意点としては、自分と条件が大きく異なる人は、目標にはなりにくいです。

例えば、アメリカ合衆国で生まれ育った日本人なら、英語ができて当然と思えるので、自分の目標のイメージにはなりにくいです。

ただ、自分と全ての条件が同じ人はいないので、日本で生まれ育った日本人であれば、他の条件はそれほど気にしなくてもよいです。

また、日本に住みながら TOEIC 900点台の英語力を身につける場合は、日本で TOEIC 900点台の英語力を身につけた人の方が、目標のイメージに適していますが、まわりにそのような人がいないケースもあります。

そのような場合は、留学経験の有無は気にせずに、例えば日本で生まれ育って、2年間、アメリカに留学して TOEIC 900点台になった人にでも、会えればよいです。

また、まわりに英語力の高い人がいない場合は、人に会う機会が増えると、英語力の高い人に会う可能性が高くなりますので、趣味や仕事などで新しい活動をされるのも、よいかもしれませんね。